日野市多摩平8丁目のブログ

主に日野市多摩平およびその周辺の歴史や話題を語ります

AIとツイッター

昨日は、町の本屋が消えていく話題について考えました。社会は常に変化しているので、現在の仕事や活動も、やがて将来は姿形を変えていくでしょう。

 

今後、仕事や活動が変わっていく大きな要素はAIの発達です。2010年ごろから、AIにはディープラーニング機能が加わり、コンピュータ自身による深層学習が可能になりました。新型コロナウイルスのワクチン開発が驚くべきスピードで進んだのは、AIの進化によるところが大きいことは、周知の事実です。

 

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さらに、人工知能の性能は2045年ごろに人類の知能を超える、と予測されています。人工知能を進化させるのは、人間ではなく人工知能自身となり、知能面では人間を超越したものとなる可能性が高まります。コンピュータが持たぬ人間の意思や感情なども学習が深まり、個人の行動や思考の予測までがコンピュータで実現できる時代になりそうです。

 

私が、当ツイッターで日野市の話題をつぶやいていますが、この程度のデータ収集、分析、そして投稿作業などは、AIがいとも簡単に作業してしまうことでしょう。投稿内容を最終的に確認して、必要に応じて修正するくらいしか、やることがなくなるかもしれません。

 

もっとも、小説などの創作活動はAIには限界があります。たとえ、新選組土方歳三に関する膨大なデータを集めて事実経緯を分析しても、そこから「燃えよ剣」は生まれてくることはありません。さらに、司馬遼太郎の知性を学習したAIが必要となります。もし、粗削りでもAIによってそれなりの著作物が出来上がるのであれば、それはそれで面白い時代に遭遇できることになります。

 

AIを巧みに駆使し、人知を超えた作品を作り上げる才能が、次の時代を引っ張っていくのでしょうね。